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飲んだくれ日記~フランス続編

タイトル3


フランス続編を書かせて頂きます。
やっぱり長くなっちゃいましたので相当お手すきの時にでもご覧ください。


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★1月17日 ロワール
早朝の電車に乗り込み、ブルゴーニュの町、ボーヌから西へTGVで3時間。
ロワール地方の町、トゥールズへ。
トゥールズはロワール河とシェール河に挟まれた古い歴史を持つ町。
木枠で囲われた伝統的な建物が多くみられます。

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DSC17206.jpg ランチは名物、ガレットをば。
ガレットはブルターニュ地方に伝わるそば粉で作ったクレープです。
でも具は主にベーコンとか卵とかが入った甘くない、食事向けなんだそう。
私はホウレンソウとチーズのガレットを。Yはレバーとポテトの入ったのを。
そば粉の香ばしさに負けないボリュームある味つけの具がぴったり。とっても美味でした。

気になった方はレシピもチェック!
◆材料(約10枚分)◆
A・・・(そば粉/300g  卵/1個  塩/小さじ1杯) ※シードル(辛口)/100ml  水/500cc
※シードルはビールでも代用可能です
◆作り方◆
1. 大きめのボールに材料Aを入れ、よく混ぜる。
2. 全体が均一に混ざったらシードルを加え混ぜる
3. 水を数回に分け加えながら混ぜ続け、生地が滑らかになったら、
   ボールをサランラップで覆い室温で30分~一晩寝かせる
4. フライパンを火に掛け温まったら、油を馴染ませ、お玉1杯分の生地を流し入れ薄く広げる
6. 生地の端がフライパンから浮き上がり片面が焼けたら裏返し、
   好みの具をのせ、クレープのふちを畳み込むようにして四角に成形し、皿に盛りつける


ロワール地方といえば・・・・ワインとお城。
ということで今日はワインではなくお城にロックオン。
小型バスに乗り込み、古城巡りへGo!
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シュベルニー城とシャンボール城を見学。
内装はとっても素敵で、プリンセス気分になれるし、城壁とかを見ていると
「ロック・ユー」とか「ジャンヌダルク」みたいな中世の映画の世界に
入っているような錯覚にとらわれます。
  
そしてロワールからパリに戻った私たちはアルザス料理のお店でディナー。
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アルザス地方は、フランスとドイツの国境近い地域だけあって、
ドイツワインに近い酒質をもった白ワインが多いのが特徴です。
最もよくつかわれるブドウ、リースリングは、香りが高く、フルーティーな味わいを持っています。
伝統料理もシュークルート(塩漬け発酵させたキャベツ)とソーセージの盛り合わせとか
ポテトの温野菜サラダとかラム肉のワインやらビールやらで煮込んだお料理とか。

塩気の利いたシンプルな味付けの肉料理とフルーティな白との相性は◎
フランス料理とはまたちょっと違う、素朴な味わいに胃袋まで和みました。

アルザス料理についての語り草として、

ドイツ料理は量が多いがうまくない。
フランス料理はうまくても量が少ない。
アルザス料理はうまくて量も多い。  と言われるそうな。

確かにボリュームの割りにリーズナブル。そして美味しい。まさにいいとこどり!



★1月18日 モンサンミッシェル

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ジブリ党としては死ぬまでに訪れたかった場所、モンサンミッシェル
バスの車窓から遥か遠くに見え始めたモンサンミシェルの姿に、テンションMAX!
海に浮かぶ孤島にそびえたつ修道院と裾野に広がる城壁に囲まれた町は
幻かと思うほどに素晴らしい眺め。

丁度お昼時だったので、モンサンミッシェル名物をいただきます!
ここの名物は、オムレツ羊の赤ワインとシードル。
DSC18203.jpgふわふわオムレツで一番有名なお店「LA MERE POULARD」
でもいっぱいだったんで、行ったのは別のお店。DSC18310.jpg DSC18304.jpg
とりあえず、シードルで乾杯。
シードルとは、リンゴの果汁を発酵させて作った「りんご酒」のことです。
リンゴの名産地であるこの地方で作られるシードルが最も有名。
(ちなみにシードルを蒸留したものが「カルバドス」)
リンゴの爽やかさとドライな飲み口。
アルコール度数5%前後でぐびぐび飲めちゃいます。

そして気になるオムレツの味は・・・。まあまあ。
実はガイドさんから、前もって「まずいですよ」と聞かされていたため、
意を決して望んでいたためか、それほどまずくはありません。
メレンゲ状に泡立てた卵をたっぷりのバターで焼いているので、
オムレツというか、油揚げに近い感覚。お醤油があればよかったかも(笑)

オムレツはもともと参拝する信者に栄養を付けてもらおうと振舞われていたものが始まり。
当時の料理としては栄養たっぷりのごちそうだったに違いない。
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モンサンミッシェルから戻った私たち。
夕食はYの手料理と共にブルゴーニュで購入したワインで乾杯。
ボーヌのホテルで開栓してから、1日バッグに入れて観光してたので
ブンブン振られ、過剰にデキャンタージュ。
フレッシュさが全くなくなってしまって別ものになってました。
でも後に残る余韻が驚くほどに長くて、思わず遠い目になってました。
渋みが少なくて、適度にフレッシュで飲みやすいのに、余韻が長い赤。
自分の好みのワインのタイプがわかった瞬間でした。



★1月19日 パリ観光
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パリ観光。朝はマルシェで色々物色。
そのあとオランジェリー美術館で「睡蓮」を鑑賞。
美術館を出ると丁度6時。エッフェル塔がキラキラ輝くライトアップショーが始まり、感激!

そのあとラファイエットで土産物を大量購入した後は、お待ちかねのリドへ!
リドは、「ムーランルージュ」などで有名なナイトショーの一種で、
でも、ムーランルージュよりももっとモダンな感じのショーです。
例えるならば、宝塚歌劇とシルク・ド・ソレイユとストリップショーを足して割ったような感じ。

すべてテーブル席になっていて、シャンパン片手に盛り上がれます。
ショーは息もつかせないほどに凝縮した怒涛の2時間。
演技の素晴らしさとアルコールも相まって、ずっと号泣(!)
この日はシャンパンを浴びるほど飲みました(笑)


★1月20日 パリ観光
オルセー美術館へ。3時間程度いたけど、それでも時間が足りません!
その後、フランスに嫁入りした、友人Mと合流。
Mとぶらついた後、ラファイエットの酒屋でワインを大量購入→日本へ宅配。

フランスでワインを買うのって大変ですねぇ。
専門用語が難しい上に、ましてや、フランス語の分らない私にとっては????の連続。
Mが通訳してくれたから助かった!
しかもワインが安いとはいえ、航空宅配代金と税金を考えると、結局2倍の金額に。
個人では安上がりにはならないってことですね・・・・。


そしてMの旦那とその家族とYと合流して日本食レストラン「中川」へ!
日本人夫婦が経営しているお店で、常に満席!
フランスに行く方、フランス在住の方、このブログ見てピンときた方は
是非行ってみてください!


Image092.jpgそんなこんなで駆け足で楽しんだフランス旅行でした。
次に行く時はもう少しワインに詳しくなっていようと決心。

最後に、今回の旅でお世話になった、Y子、Yきちゃん、M樹、Gに
本当に感謝です。ありがとう!

お休みを頂いて、こんなに貴重な体験ができました。
皆様、ありがとうございました。
この思いをワインへの情熱に変えて、みなさまに還元できたらと思います。


最後まで読んで頂いて感謝です。お疲れ様でした。

written by M
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Tag : モンサンミッシェルワインフランスロワールアルザスリド

COMMENTS

No title

ふー。(笑

>>ドイツ料理は量が多いがうまくない。
>>フランス料理はうまくても量が少ない。

言い得て妙ですな。

どんぶり鉢を返して盛ったようなザワークラウトや皿と同じ大きさのシュニッツェルにはさすがの僕も胸焼けしました。フランス料理なんかはウエイターが踵を返したころにはもうない・・・。(次の料理がなかなか来ないので皿を舐めて待ってやろうかと何度も思いました。)

No title

確かに相当なボリュームですよね。
個人的には食べ物が体にあったので、
もし、日本以外に住むとすれば、アルザス地方はアリだと思います。
韓国もありですね~。

フランス(特にパリ)、イギリスは・・・ないですね。
アメリカも・・・ないですね(笑)

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